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動物取扱業登録済 平21宇健第14号の1の1 家庭動物販売士3070038 ARBA会員/HLRSC会員 |
うさぎも病気になりますが、ワンちゃんよりも少ないです。ワンちゃんのように子犬の間に2〜3回のワクチン、毎年のワクチンと狂犬病の予防接種、春〜秋のフィラリアのお薬などは一切ありません。餌も安くひじょうに飼い易い動物です。日常の飼い方が正しければ病気になることはほとんどありません。
温度管理、毎日のトイレ掃除、適度な大きさのケージと月1〜2回の全体掃除、毎日のブラッシング、餌はチモシー(牧草)を与える、水は毎日取り替える、毎日ケージから出して適度な運動、かじり木を与える。これらを行えば病気はほとんどありません。
【食欲がない】:毛球症、歯の病気、尿石症、胃腸のうっ滞
草食動物のうさぎは常に餌を食べていないと必要なエネルギーを得ることができません。1日食べなかったら病院へ。
★一番多いのが胃腸のうっ滞です。胃や腸に食べ物が詰まって胃腸の働きが弱くなった状態です。病院で点滴してもらいます。
運動不足、餌が合わない、ストレスも考えれます。この場合は野菜・果物を与えてみる。またはケージから出して運動させると回復する場合があります。
【ウンチが出ない】:腸のうっ滞、粘液性腸炎、臼歯過長症
ウサギは毎日コロコロウンチをたくさんします。丸1日ウンチが出ない場合は病院へ。
【ドロドロのウンチをする】:腐ったものを食べた、胃腸のうっ滞、寄生虫
ウサギは毎日コロコロウンチをたくさんします。1日中下痢が続いたら病院へ。
*やわらかい、ぶどうのふさのような便は盲腸便といって心配ありません。ほとんど目にすることはありませんが、盲腸便をするとうさぎは顔をおしりにくっ付けるようにして食糞します。草食動物のうさぎは栄養価の低い草や葉を最大限利用しようとします。盲腸の中でタンパク質やビタミン豊富な盲腸便がつくられ排泄します。この時に自分のおしりから最大限の栄養を吸収しようと食糞するのです。
【赤いオシッコが続く】:子宮の病気、泌尿器の病気
透明のオシッコや赤いオシッコが続くようでしたら病院へ。
子うさぎの時に濃いオレンジ色(赤っぽい)オシッコをするうさぎがいます。うさぎのオシッコが赤くなることは時々起こります。これは植物の色素に由来し、うさぎの健康に害を及ぼすことはありません。同じ餌を食べ、同じ水を飲み、同じオヤツを与えていても、尿が赤くなるものもいればならないものもいますが理由は明らかではありません。特に栄養価の高いペレットを与える子うさぎの時に多いようです。
尿へ色素が排泄されて赤くなることは、食物由来のポルフィリン色素やニンジン、ホウレンソウ、その他ベータカロチンを含むものを食べた時などが多いようです。
真っ赤な潜血の場合は病院へ
【おなかがふくらんでいる】:鼓腸症、腸のうっ滞
腸内の未消化の食べ物が発酵しておなかにガスがたまっています。病院へ。
【耳をふる、耳をかく】:寄生虫
耳の中をチェックして掃除してください。炎症がある場合は細菌性外耳炎かもしれません、かさぶたがある場合はダニも考えられますので病院へ
【被毛をむしる・抜ける・なめる】:皮膚病、寄生虫、ストレス
しきりに自分の被毛をむしっていたら皮膚炎かもしれません。被毛がたくさん抜けるようでしたらダニや細菌感染の疑いがあります。
【呼吸が荒い】:呼吸器の病気、熱射病
うさぎの呼吸はふだんでも速いのですが、胸を大きく動かして荒い呼吸をする時は病気の兆候です。ぐったりして呼吸が荒ければ病院へ
【鼻水・くしゃみ】:呼吸器の病気
鼻水をたらして、くしゃみをする。パスツレラ菌に感染している呼吸器疾患で、スナッフルという病気の可能性があります。病院へ早めの治療が必要です。
【目やに・涙が出る】:角膜炎、細菌感染
うさぎは涙を流すことはありませんが、目やにや涙が出るのは、傷や細菌感染によって炎症を起しているサインです。病院へ
【足を引きずる、床につけずに歩く】:骨折、脱臼
うずくまっているか、動くのを止めます。すぐ病院へ
【歯ぎしりをする】:尿石症、歯の病気
体のどこかに強い痛みがあると、うさぎは歯ぎしりをします。口や体をチェックしてください。
【顔が傾いた】:神経系の病気
斜頚(しゃけい)でエンセファリトゾーン症の可能性があります。すぐ病院へ
≪皮膚糸状菌症(リングワーム)≫
カビの一種である皮膚糸状菌に感染して起きる病気です。円形に被毛が抜けて、脱毛部分の真ん中から再び毛が生えるというドーナツ状の脱毛ができることからリングワームと呼ばれています。病院で内服や外用剤で治療します。
「予防」:
皮膚糸状菌症(リングワーム)は被毛とフケに生息しているので、毎日のブラッシング、ケージの月1〜2回の掃除、毎日のトイレ掃除で予防することができます。
≪湿性皮膚炎≫
ヨダレが肉垂(肉のひだ)の間にたまる、肥満でオシッコやウンチが陰部や下腹のたるみについたままになる、目の下がいつも涙で濡れているなど、皮膚が湿った状態になると、そこに細菌が繁殖して炎症を起こします。病院で抗生物質をもらいます。
「予防」:
給水器の水もれはないかチェックして、ケージの中を乾いた状態にしておきます。肥満が原因の場合が多いので、日頃から肥満にならないように餌はチモシー(牧草)を主食としてペレットはオヤツ程度にしましょう。
≪ダニやノミによる皮膚炎≫
うさぎに寄生するダニは、主にツメダニ、ズツキダニの2種類です。耳ダニはウサギキュセンヒゼンダニ、ノミはほとんど猫が原因です。いづれも皮膚が赤くなりかゆみがあります。治療はうさぎ専用の薬剤シャンプーで駆除します。または病院で内服薬で治療します。犬猫用の薬剤シャンプーは使わないでください。刺激が強すぎる場合があります。いづれの場合もうさぎは薬剤に弱いのでうさぎ専用のものを使うか獣医師に相談してください。
「予防」:
ケージを清潔にて毎日のブラッシングで予防できます。
≪切歯過長症≫
前歯が正常にかみ合わなくなる病気です。うさぎの切歯(前歯)は上下ともに伸び続けています。上下をすり合わせたり、かじり木を噛んで、すり減らして一定の長さを保っています。伸びたままにしておくと歯は唇や歯ぐきに食い込んで、餌が食べられなくなります。伸びた場合は病院で歯を削ってもらいます。
「予防」:
かじり木を与えたり、繊維が豊富なチモシー(牧草)を与えることにより防ぐことができます。主食は牧草にしましょう。
≪臼歯過長症≫
臼歯(奥歯)が正常にかみ合わなくなって、歯が磨耗できずに伸びすぎてしまう病気です。食欲が落ち、ヨダレが出て、歯ぎしりするようになります。こういう症状が出たら病院で歯を削ってもらいます。
「予防」:
餌のチモシー(牧草)を常に与えます。臼歯は食べ物をすりつぶすことで正常にすり減ります。歯がしっかりすり減るように繊維質の多いチモシーを与えましょう。
≪毛球症≫
うさぎは毛づくろいで被毛を飲み込みます。この被毛が胃の出口につまって起こる病気が毛球症です。うさぎは、いったん飲み込んだものを吐き出すことができません。食欲がなくなり体重が減少します。健康な時は飲み込んだ被毛はウンチといっしょに排泄されます。
「予防」:
繊維質の多いチモシー(牧草)を与えましょう。チモシーは胃や腸にある被毛をからめてウンチといっしょに排泄してくれます。ウンチをよく見ると細かい毛が絡まっています。また毎日ブラッシングして抜け毛を取り除いてください。
≪胃腸のうっ滞≫
一番多い病気です。健康なうさぎでも突然なる場合があります。急に食欲がなくなった。じっとして元気がない場合は胃腸のうっ滞がほとんどです。胃や腸に食べ物が詰まっています。放っておくと死ぬ場合もあります。胃腸の働きが低下して、食欲不振、軟便や、便秘をおこします。原因はストレス、食餌量の低下、腸内細菌の異常、細菌感染、かたよった食餌です。すぐ動物病院へ連れていってください。
「予防」:
正しい食生活とストレスがなければ腸のトラブルはほとんどありません。新鮮な飲み水、新鮮なチモシー(牧草)などを与えておきます。ストレスがかからないように、毎日外で運動させたりしましょう。四六時中、人目にさらすのもストレスの原因になります。
≪尿石症≫
膀胱の出口や尿道が結石でつまる病気です。オス、メスともにかかりやすい病気で、腎臓、膀胱、尿管など、オシッコの経路に結石ができます。カルシウムのとり過ぎや、水分の不足、細菌感染が原因です。結石が小さければ利尿剤や水分の多い食餌で体外に出すことができますが、大きい場合は手術で取り除きます。
「予防」:
尿石症の原因のほとんどはカルシウムのとり過ぎです。カルシウムの少ない食餌にします。チモシー(牧草)を与えて、ペレット(粒状の餌)はカルシウムの少ないものを選びましょう。
≪スナッフル≫
慢性鼻炎のことです。パスツレラ菌に感染して発症することが多いようです。薄い鼻水から始まり、だんだん粘りのある鼻汁、せき、呼吸の時にズー、グシュという鼻やのどがなる音がします。不潔な飼育環境、栄養不足、ストレス、急激な温度変化によっておこります。病院で抗生物質で治療します。
「予防」:
ケージの掃除を行い、喚気のよい場所で飼育する。正しい食餌を与えるなどして清潔な環境で飼育するとこの病気を防ぐことができます。
≪結膜炎・角膜炎≫
いづれの場合も目に炎症がおきています。動物病院で抗生物質や目薬で治療します。
「予防」:
もし目の病気になったら飼育環境を見直してみましょう。換気が十分であるか、ケージの掃除はしているかなど
≪斜頚≫
首が左右どちらかに傾く病気です。内耳が細菌に感染して平衡感覚をつかさどる器官が機能しなくなることでおこります。この場合はすぐ病院へ(エンセファリトゾーン症の可能性があり)
「予防」:
細菌感染しないようにケージの掃除をしましょう
≪骨折・脱臼≫
高いところから飛び降りる。ケージの金網や家具の隙間にはさまって大暴れする。人が誤ってうさぎを踏むなど、ほとんどは家庭内の自己が原因で起こります。足をあげたまま歩く、ひきずるように歩く場合はすぐ病院へ
「予防」:
当然のことながらケージから出して遊ばせる時は目を離さないようにしましょう。うさぎを高いところに置かないなど
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